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父を1年やってみて

6月14日で娘の侑李が1歳になった。

振り返ってみるとあっという間の1年でしたね。
その1年の中、子供がいない時期と比べると格段に学ぶことや教わることがあった。

まずは子供を連れて出かけるとオムツ問題やベビーカー問題、授乳室問題などなどと、様々な問題にぶち当たる。
どこの場所にもそれらを解決するためのツールや場所は完備されてはいるのだが、大抵はすごい奥の方にあったりする。
あとは数が少ない。
子供がいない人にとっては別にあるのだからいいじゃんと思うかもしれないが、実際子供を持った人からすれば、あればいいってもんじゃないって話になる。
子供に起きる問題は急を要することが全てで、子供は待ってくれたりはしないのだ。
その間はギャーギャーの泣きタイムが続く。
人が多いとこでギャーギャー泣かれたら気が気でなくなるくらい焦るし、周りはうるせーなくらいの冷ややかな目でみてきますからね。
そんな状況を理解して店舗側が配慮して数を増やしてくれたり、行きやすい場所に設置してくれるだけで親は救われる気持ちになるし、安心して子供を連れて行けるという理由だけでリピートしてくれる。

ではサロンがこうした配慮をしてやっているか?とみていると、ほぼ配慮はないだろう。
むしろ、子供が生まれたらサロンに行けないっていうのが当たり前な風潮になっている。
しばらく来れないから長い髪をバッサリ切るっていうのもよくあることなのだ。
カラーの根元はぞんぞんに伸び、量はモコモコに増えボサボサに。
子供を預けることができる親が近くにいたら行けたりできるのですが、核家族化が進んでいる昨今では中々預けることができない。
ずっと家にこもって、乱れていく自分を鏡で見たらそりゃあ産後鬱のなりますね。

髪だけでもなんとか出産前と変わらない状態を保った方がいい。
うちの場合は僕が切っているから問題なくいつも髪はいい状態を保てれてました。

まず、子供を連れてサロンに行けない理由の最大の理由は「泣いた時に周りに迷惑がかかる」
スタッフは全然気にしないですよーと言ってたとしても他のお客さんは笑顔でいたとしても中にはイラッとしてる人もいる。
ぶっちゃけた話、親の欲求に子供を連れ出したら可哀想だろ!っと正義をかざしてくる人もいるのだ。
親は我慢して子育てに専念しろ!っという風潮があるのでしょうね。
社会全体がそんな厳しい風潮ではよくないなと実際育てて感じました。
風潮や思考はすぐには変えれないから、そうゆう声が当たらないようにサロンの設備の配慮が必要だなと思います。

小手先のキッズスペースやオムツ台とかじゃなく、安心するという気持ちになれるサロンができれば育児中のママさん達の心をしっかりキャッチできるので新たにこうゆう方向性のサロンを作るというのもいいかもしれませんね。

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