アイドルタイム

※画像の意味とは違う内容の記事です

お客さんが来なければアイドルタイム（無作業時間）が発生してしまうのが店舗商売の定め。

これをどう活かすかで先々の行く末が決まる！ということでこの時間をどう使おうか？というのを各サロン、話し合ってきた経験があると思います。
今だと、営業後にやる練習をアイドルタイムに入れていこうっていうのが多いと思います。
練習も営業の一環だという説もあるので（←この話は別の記事で）営業の空いた時間にやるのは全然アリですね！

 CARNELとしてアイドルタイムはどうするか？問題の答えは、「そもそもアイドルタイムなんて作るな！」です。
作るなというか、アイドルタイムっていう概念を持たないってことですね。
アシスタントの子だと少し話は違ってくるので、スタイリスト（施術者）でのケースでお話をしましょう。



営業時間に予約をいっぱいにするにはそれ相応の準備がいるわけです。
準備というのは、お客さんをどうやって店まで導いて、施術して、次に戻って来てもらうための導線作りをどう作るか。
ただ単に可愛くすれば！かっこよくすれば！いい接客をすれば！では次に繋がることができなくなるので予約がいっぱいになることはなりません。
では、その準備はいつやるかというと、施術をしない時間。空いている時間です！！
この空いている時間こそがめちゃくちゃ大切です！
なんなら、入客してる時間よりも大切だろうと僕は思っています。
準備を徹底的にやっていれば本番は決められたルールに沿ってやっていくだけ。
施術も会話も全てです。
型を作って、それを何個もストックしていくことで様々なことに対応できるようになる。
なので、自分で切ってとんでもないことになってしまった人でもちゃんとした髪型に導いてあげることができる。
そして、無理なものは無理！っと理由づけもしっかりしてできるようになるためのプロセスも説明してあげることもできるのだ。
ちゃんとした説明があればお客さん納得してもらえるし、信頼感も生まれる。
そうなってもらうためにも準備が必要なのです！！

どうしても美容師ってクリエイティブな仕事という感覚で、直感を大事にしたいとカッコつけて仕事している人いるが、アマチュアかよって感じですねww
人の感覚なんて安定しないものだし、体調一つで変わることもある。
僕もそうだけど、年々記憶が悪くなるので勘違いとか間違いが出てくる！
長年の勘がそう言ってる！！って言ってズレてしまう老害的な事故が起こってしまうので、自分なりのマニュアルの蓄積をすることでミスを減らし、安定した仕事ができると自分は信じています。

そして、後に求人をしてやってくる子たちにもしっかりとした技術を継承でき、うまく伝わらないことでも教え方を変えれたりするようにもなるのでプロの仕事としてマニュアルは非常に大切！
これらを作るには振り返り、まとめる時間が必要なので施術に入らない時はこれらに専念するべき！
プレゼンの準備をするような感覚で臨んでもらえればこの時間の重要さが分かるのじゃないかなと思います。
技術の練習もある意味そうです。
全ては施術する時のための準備。
この準備にどれだけ時間をかけれるかが、仕事のクオリティーが高められるかが決まるので空いてる時間を大切にしていきましょう！！